「若い時の苦労は、金を払ってでも避けて通れ 」


by bubutaro1
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高松市・谷川製麺所

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ちょっと変わった青い屋根が目印「谷川製麺所」


穴吹ほどではないにしろここもかーなーり、わかりにくい。
車の中でまっぷるをにらみながら「ここかなー、このへんなんやけどなー」と思案するわたしらの目の前をなぜか「尾張小牧」ナンバーの乗用車が通り過ぎ、すぐそばの空き地に突然停車。
あれ、っと思って見ていると車から出て来たおにいさんは、右手にしっかと



         「箸」




を握りしめている。・・・怪しいっ!

あとをこっそりつけて行くと空き地のすぐ横のへんな形の青い屋根した民家に到着。
看板もなにもないが、中の土間では数人の人がせっせとうどんをゆでている。おお、ここだあっ!
・・・・・・しかし、なんで車から「はし」持って出て来たんや、あの人??


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この店はしょうゆや普通の出汁ではなく野菜のどっさり入った「しっぽく」ダシで食べさせるめずらしい店。
ほんとのしっぽくは味噌仕立てだったと思うが、ここのはおでんだしに近いような・・・でもんまいっ。


最初、どっちゃりとこの「しっぽくだし」が寸胴鍋に入ってるのを見たとき
「あ、このきちゃない鍋は食べ残した出汁を捨てる鍋やな」
と思い込んでしまい、しばらく出汁はどこやー、と店の中をうろうろ探してまわっていたことは秘密。

あいにく閉店時間まぢかで鍋の中には野菜も少ししか残ってなかったが、大根や茄子・人参、どれもうまーーーい。もっと具があったらなあ、と思っていたらダンナが
「しゃもじでよーくダシを混ぜてから底につけて、しばらく置いておけ」
そうすっと具が沈んでしゃもじの中に溜まるので、それをそっと引き上げろと。おばあちゃんの知恵袋かあんたは。(皆様もぜひ御試し下さい)

ここの自家製一味が甘めのダシにまたよくあうこと。
ただしたいへんに辛いので、かけ過ぎ注意。

ここでも外で、地面に近いとこで食べる。
ふだん小食のぶぶじが、おかわりして食べた。
行くなら、なるべく早い時間に行く事をおすすめします(でないと具がなくなってしまうので)。

この日はたまたま日曜と言うこともあって、地元のお年寄りにまじっていかにも「県外から来ました」風な若いおねえちゃんも多数見受けられました。
のんびりした田舎風情もいいけど、やっぱ若い人がたくさんいると活気が出ていいやねぇ。
うどん打ってるじいちゃんもこころなしか嬉しそうだし。

ここ、なんか他のお店より「県外から来た都会風若いおねえちゃんグループ」が多いような気がするのでそういうのがお好きな方にもおすすめかと。余談。
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# by bubutaro1 | 2004-11-24 20:52

綾上町・山越

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平日でも行列当たり前、「山越」
←土日ともなると、こんな状態

ここはうどん帝国香川においても一、ニを争う超有名店だけあって駐車場はほぼ満杯、道にも人がいっぱいで(行列のない日の方が珍しい)、交差点では交通整理の人が出ている。

ううむ、うどん屋渋滞ってのは私もはじめて見たな。

さすが「県外観光客動員数をニューレオマワールドと競う」と噂されるだけのことはあります。
・・・レオマはいつまたどーなるかわからんが。

並んでいる間にメニューをあれこれ考えるのも楽しみのひとつで。
とは言ってもあついか冷たいか、玉子・トッピング(あげと天ぷら)をどうするかと言うだけで選択肢めっちゃ少ないんですが。
(後日、「マヨネーズ」なんてのも選択肢に加わったらしいが、却下。
 でも「とろろ」はいいかも)

やはり、ここは代表作「釜玉」に決定。
山越は釜玉発祥の地でございます。

丼に割り入れた玉子の中にゆでたての太めのうどんをぶっこんで混ぜる。
おお、これはカルボナーラではないか。
ダシをちょっと混ぜて、うううう、うまいっ。
トッピングのあげも「うまぁぁぁぁいっ」!!、ひー(涙)。

・・・すみません、何十人と続く行列を見た瞬間「なんでこんなに並ぶんじゃ!?」と思った私が馬鹿でした。
一口食べたらわかる、っつーの。

山越は店に湧く井戸水を使ってうどんを作っていますが
なんでもこの水が、検査に来る保健所の所員がびっくりするほどええ水なんだそうで。
このままずうっと枯れずにいて欲しいものだなあ。

最近はあまりに行列が激しくて地元の人でも気軽に食べることが出来なくなってしまい、
平日の大雨の日、洪水警報出よるんちゃうかと言う日に

「こういう日は山越、すいとるんじゃあ!」

と気合い入れて行く地元民も出る始末。

・・・他府県からの参加者としてひじょーに申し訳ない。すんません
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# by bubutaro1 | 2004-11-17 00:29

綾南町・赤坂製麺所

b0043467_1215691.jpg琴平保健所麺類製造許可第一号「赤坂」

ハイテンションなおばちゃんで有名な店ですが、怪しさは今までの中でトップクラス。
マッチ1本5分で完全燃焼しそうなバラック(失礼)に入ると、狭い土間のすみにテーブルとイスが置かれカウンターらしき棚の上には、長いままのネギとハサミ。・・・ハサミ?!

私も初めて知ったのだがこの店では、(おばちゃんが畑からひっこ抜いて来た)ネギを客が自分でちょきちょき切ってうどんに入れるのがマナーなのであった。

これだとまな板がいらないわけで。

店の狭さを考えるとこの方がまあ合理的と言えないこともない。
日本人として主婦として、釈然としないものは残るけれども。

狭さ、汚さでは堂々第一位かなぁと内心あざ笑っていたが、
出されたうどんをひと口食べてびっくらこいた。

麺が、「びよーん」って。
ふた口噛んだら「びよびよーん」、って。

・・・なんじゃああ、これはっ?!
柔らかさは相当柔らかい、でもコシのある摩訶不思議麺。

しかも、うまい。

こんなくにゅくにゅしててむちむちしたうどんははじめてだっ。
そう言えばこれを「セクシーな麺」と称した人もいたなあ。
おそろしかー、さぬきうどん。

池上と言い赤坂と言い、香川のおばさんは、あなどれません。

(ただしここのハサミ、長い事使い倒されてすっかり切れなくなっているので、注意。
 今度100均のでも持ってって寄付するか)

   ちなみに、店の目印がこれ →b0043467_1223582.jpg

こんなのが道のわきに置いてあるだけで
(店は通りをちょっと入った川沿いにある)
よくまーこんなの車で走りながら見つけたもんだな>夫
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# by bubutaro1 | 2004-11-10 01:25

高松市・池上

b0043467_274558.jpg香川県知事が表敬訪問する店「池上」
あの「どっちの料理ショー」で札幌ラーメンを打ち負かした、人間国宝級ばーちゃんの店。

以前から、その評判を聞いてずっと気になってはいたがなかなか発見することが出来ないまま、あんなTVにまで出てしまったら大変な混雑だろうから(折しも、訪れる少し前に「池上のばーちゃん自転車でころんで負傷」のニュースを聞いていただけに)だいじょぶかいなと心配していたが、元気に営業されていてひと安心。
有名になったおかげで弟子入り志願者もあったそうでなんか人手も増えてるし、このままずーっと続けて行ってほしいものよなあ。

ダンナとふたりで大(2玉)を2杯と卵1個食べて、全部で290円

ややややっすぅ〜〜〜

当時1玉65円は県内1の安さ。(今でも70円でたぶん一番)

料金箱に300円入れて、釣りはいらねぇよっ!と10円で江戸っ子気分を満喫。
(ここではクッキーの空き缶みたいな「料金箱」に自分で入れて、お釣も自分で取る仕組み。・・・今でも、かなあ)でも実際、食べたぶんよりほんの少し多めに入れておくのがこの店での常識。気持ちよ、気持ち。

あんまりうどんがうまいので、河原の土手に停めた車で待ってたコドモに少し持って行ってやったら(うどんずるずる食べながら道歩くのは楽しいぞおー♪)「もうお腹いっぱいだからいらない」とか言ってた奴等がおいしいおいしいとゆってばくばく食べた。

田舎の川を眺めながらのんびりすするうどんはことのほかうまいっ。
土手で仁王立ちして立ち食いですが。

しかし、ここ香川県のうどん屋では薬味の大根、しょうがを自分でおろすのは当たり前。ねぎだって自分で刻むことがあるのは重々承知しておりますが、まさか自分で食ったどんぶり、(ヨソの人のぶんまで)洗うハメになろうとは思わなんだ・・・。
だって、店の壁に、

「すみませんが洗っていただけるとたすかります。 池上瑠美子」

なんて書かれたら、洗わずに帰るわけに行かんでしょう。
(ちなみに池上のばあちゃんは「るみちゃん」と呼ばれています)

あんまりお客さん増えても大変やろうけど、がんばって続けてほしいなあ。
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# by bubutaro1 | 2004-11-03 01:55

高松市・穴吹製麺所

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行けるもんなら行ってみろ!!
「穴吹製麺所」
(すみません、ケンカ腰で)

もとはと言えば、夫の「この店が妙に気になる。」の一言が原因であった。
野性のカンが騒いだらしい。
それならば行くしかあるまい、といざ出発したものの

・・・わからん。

とにかくわからん。
もう、すっげえわかりにくいっ(涙)。

どこまで行っても似たような民家と田んぼ。
地図はまっぷるに載っているのだが目印らしい目印もなく、田舎道をしばらくうろうろとあてどなく彷徨うこと小一時間。

ちなみにさとなお氏の「うまひゃひゃさぬきうどん」の本には

「穴吹:大秘境だ。見つからない。もう一度行けと言われても行けない。」

とイヤな太鼓判が押されている。


(以下、夫婦の会話)
・・・番号はわかってるから、電話かけて場所教えてもらおうか?
夫「その前に、ここがどこだかわからへん。」
  ・・・・・・。
夫「なんか曲り角に目印とか、は?」
  えーと、まっぷるには「佐々木さん宅を曲がる」と、
夫「・・・・・・。」
(会話終了)


「確かこのへんのはず」と思って車をぐるぐる走らせるのだが、たどり着けない。
「一度通った道は3年経っても忘れない」方向達人・歩くカーナビ、の異名を取る夫でさえ迷う店、おそるべし。
・・・磁場でも狂ってるんとちゃうか、あのへん。

ほぼ一時間後、唯一の目印である小さな神社を探し当て、やっと見つかった!!
(ちなみにこの神社、新しくできたばかりでお手洗いもとてもきれいなので、穴吹のヘビィなお手洗い(掘っ立て小屋風)を使えない人は、こちらを利用させてもらった方がいいかも。ちゃんとお賽銭あげてね)

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穴吹のおっちゃんが作る麺はしなやかでいてしこしこと、
アゲはぶあつくてしみこんだダシが激うま!!うひー(感涙)

秘境だけあって、行列こそないがそれでもどこからか客が訪れる。一体、どーやって来たんだこんなとこ??(←自分もだ)
洗面器ほどもあるでかいタッパーを持ったおばさん(たぶん地元の人)が

「悪いけど入るだけちょうだいな」

と大胆な麺の買い方をしている。
・・・よかったあ、うどん売り切れてなくてっ。
もう閉店時間も近かったが天ぷら、いなり、あげも残っててほんとーによかった。
ここは麺もうまいけどアゲが絶品で、もうすでにお腹いっぱいでキツイけどアゲだけはしっかり入る。つか、入れる。


やっぱりここのおアゲさん、おいしいぃーーー!
夫「あせらんでもまだ残ってるから、おかわりしたらええやん」


とのんびり話してたら、急に横に座っていた地元の人らしいお母さんがそそくさと立ち上がり残り少ないアゲの入ったバットを持ち上げ、
店の奥に持ってっておっちゃんに向かって一言

「すいません、これぜんぶ持ち帰りで〜」えええええっ、そんなーーーっ!?

一縷の望みを託しておっちゃんに聞いてみたが、もうアゲは今ので最後、とのこと。
・・・おばはんにあぶらげさらわれたーっ(涙)

口惜しいのでうどんとダシといなり、根こそぎお土産に買い求める。
これで家に帰っても穴吹のうどんが堪能できるけれど、ああ、これであのアゲさえあれば。
今度来たら、絶対全部買い占めたるっ。

・・・問題は、道がわかりにくくて「もっぺん来れるかどうかわからない」事だが。





車を止めさせてもらった神社にお礼がてら参拝して帰り道、
前方から初老のご夫婦が乗った「香川」ナンバーの車がそろそろと近付いて来たと思ったら窓からおじさん顔出して一言

「あのー、穴吹、どの辺ですか?」

そうとう、迷うてはったんやろなあ(涙)。
あーここの田んぼを左に入ってすぐ、青いテントのとこですよ、と教えてあげたらとても喜んでおられた。


・・・しかしなんでわたしらが穴吹帰りであることがわかったんだ、あのおじさん。


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最近では、店先にこんなおしゃれなテーブルセットも設置されました。
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# by bubutaro1 | 2004-10-27 00:30

飯山町・なかむら

うどん猫と鯉のぼりの店「なかむら」

かつては秘境の(要するに、わかりにくい)代表店でありました。
私も初めて行ったときなど、駐車場はすぐにわかったのだが店がドコだかさっぱりわからない。

b0043467_23422122.jpg←このドラム缶が唯一の目印で
 ・・・記念碑として保存してもいいと思うな。

とにかく車を降りなんとなくあやしげな路地を彷徨うこと数分、まだ時間も早かったせいか行列こそないが暖簾のかかったソレらしい民家を発見。
「うどん」と書かれた暖簾ならともかく、地酒の名前が入ってるだけだし・・・もし間違いであったら、と迷いながらふと見ると引き戸にちっちゃい「うどんメーリングリスト」のステッカー。それだけを根拠にここだあっ!といきおいつけて開けたら大正解。(イキオイつけて開けて、ヨソんちだったらどーすんだ)

開けた途端に湧き出るダシのかほり。
ここはうどんの天国。・・・きったない天国やなあ(笑)。

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この状態で、これをうどん屋だと見抜いた私の勇気をホめて欲しい →

小汚い狭い店の中をうどん鉢持った客が右往左往しながら自分でネギを刻む。
(この店では、自分のネギは自分で刻むのがマナー)
私も店に入ったら注文もそこそこにさっそくネギを刻む。がんがん刻む。
あとの人のぶんまで切ってしまうのは主婦の性、って言うか余計なお世話。
夫の「もうそのへんにしといたら〜」の声でやっと我にかえる。

この店、かつては「客がすぐ横の畑から自分でネギひっこ抜いて取って来る」ことで有名でしたが、それはあくまで「以前はそういう事もあった」と言うだけの事で、今はそんなことはありません(ちゃんと流しの下に束で置いてある)。
だって今そんな事したら、畑、踏みちゃちゃくりにされてどないもこないもあらしまへんがな。
こんなボロ家に(←失礼、でももとはトリ小屋やったそうな)すんごい数お客さん来るんだぞ。



b0043467_15391762.jpg←まわりのロケーションは変わっていませんが、今は改装されてきれいになりました。

とにかく、朝の一杯はココに限る。
2度目に行ったときはブーム真っ盛りでオープン前から並んでる人がいるわ(自分もだ)、細い道のカドには交通整理のおっちゃんもスタンバっていた。
今でこそすぐそばの土器川沿いに道が開け、唯一の目印であるドラム缶を必死に探して厳しいコーナーをぎりぎり曲って行かなくてすむようになりましたが。

ちなみに、その川沿いに泳ぐ季節外れの「こいのぼり」がなかむらの目印。
麺がなくなるとこのこいのぼりがひっこむそうな(わざわざ遠方から来た人のためのサービス?)。

開店前、あったかいうどんを待ちわびながらブロックに腰掛けて、冷え冷えとした田舎の朝の空気を満喫するのも一興。コンクリートブロックは直に座ると冷えるので「さぬきうどん全店制覇」の本をお尻に敷くとぴったりです。いい本だ

やっと手にしたあつあつの「かけ」に玉子落としてゲソ天乗っけて、外へ出る。
店の中で食べられない事もないんだけどこういうとこでは「ぢべたに近いとこ」で食べた方が絶対、んまい。

ゲソ天も衣サクサク、中ふわふわでうまいったらありゃしない(涙)。
やっぱうどんはぢべたで食べるのに限るなあーーー!
露天風呂好きな人なら、わかると思うのだがどうだろう。
もう、涙出るほどうまい。
するするとなめらかで、しっとりとやわらかい、ぴちぴちのうどんっ(涙)
なんなんでしょうね、このうまさは。
私にとっては世界でいちばん、最高の朝御飯。 ←一杯100円、天ぷら乗せても200円やけど

「ネギを畑から〜」は伝説だけど、「うどんを食べるネコ」は実在する。らしい。
いつか会えるといいなあ。


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そらにたなびく「なかむらのぼり」
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# by bubutaro1 | 2004-10-19 23:50

琴南町・谷川米穀店

もともとは名前の通りお米屋さんであったが、昼の2時間だけ出すうどんが大評判、「谷川米穀店」は、大阪から車で約3時間。

底まで透き通ったきれいな水が流れる小さな川のすぐそば、なんっのへんてつもない田舎の店先に(ほぼ開店と同時に到着したのに)、何十人という行列が出来る。

はじめて訪れたときは「橋を渡ったらすぐ左」とか「米、と書いた看板が目印」とか心に留めておいたのだがそんなものまったく不要。
ドがつくような田舎にただならぬ行列、もうそれだけで100m離れてたってわかる。
ううむ、そんなに米屋のうどんがうまいのか??

うまいのだ。

いくら口で言っても、あのつやっつやの麺を自分の目で見て口に入れないことにはこの感激は伝えようもないのだけれど。

うどんの列に並んでいると、地元の方らしいおばさんが
「どちらから?」
ぶぶじが間髪入れず答える。
「大阪のー、堺市のー、○○町のー、」いやそこまで言わんでええから、
「まあ、遠いところから!」ええ、このために明石海峡と鳴門大橋超えて来ました。まさか、自分がまっぷる片手に車で3時間かけてカネ(高速代)かけて、百円のうどんに並ぶような人生を送るとは思いもしませんでしたとも、などとわきあいあいと話しながら行列はさくさく進む。

50人は並んでいたけれど待ち時間は20分ほどだったか。

「コシの入った絹ごしのような」と絶賛された麺にさっと醤油をひとかけ青唐辛子をちみっとネギをぱらぱらっといったら、がーっとまぜてずるずるっとむさぼりいただく。

ひーうまいー(涙)。

半分食べて、残りにさっと酢をかける。
ひゃーこれだとするする入るっ、あかん、こんなんしたらなんぼでもいってしまうっ。
あんまりうまいので「まいうの舞」をひとさし。←迷惑です

夫はヒキョーにも2杯持って、ひとつには玉子入り。うう、それもうまいんだよなー。
しっかり「大(2玉)」を注文しておきながら自分は先にさっさと食べ尽くしてしまったもんだから、隣でもたもた食ってるぶぶぞう&ぶぶじの麺を横から盗み取るわたしは鬼ですか。

でもそのおかげで酢を入れたのと入れてないの、青唐辛子を入れたのと入れてないの、といろいろ食べ比べができてよかったなと。
・・・なんで酢醤油なんかで食べるうどんがうまいんかねえ・・・

酢醤油かけて食べるもんっつったらギョーザだろう、普通。でも、
「くーーーっ、この1杯のために生きてるなあぁっ!!」
という味でございます。満足。
3玉ぐらい食べてるのに、お腹の中で消えるようにおさまってこの麺ならいっくらでも食べられそうな気がする。

とにかくうまい。

b0043467_21173525.jpg・・・ただ、通りすがりの観光バスの乗客が全員「なんじゃあの行列は!?」と言わんばかりに呆れた顔でこっちに注目して行った事だけが辛かった(涙)。
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# by bubutaro1 | 2004-10-12 21:20