「若い時の苦労は、金を払ってでも避けて通れ 」


by bubutaro1
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綾南町・いなか

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このお店の写真は、あの「さぬきうどん全店制覇攻略本」にも載っていません。
(探すときの参考になれば)

・・・つか、どう見ても普通の民家ですが。

車で前を通っても「玄関開けっ放しの不用心な家」にしか見えません。




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一応店の横(空き地)にこういう看板も置いてありますが・・・
せめて、道路に面して置いてくれ。
商売する気(略

でも、看板出さなくても営業していられるのがうまい店の証拠。
おじさんが打つ麺はしなやかに、お口の中で跳ねるぴちぴちタイプ。
うどんの大・小だけでおでんや天麩羅はありませんが、醤油だけでじゅうぶん、うまいっ。

御夫婦ふたりで切り盛りされているテーブルひとつの小さな店ですが、
土間と釜はなかなかの年代モノ。必見。
ええなぁー、たまらんなー、と夫婦で話していると人なつこいおばちゃんが


「いやあ、こんなん古いだけやのに、恥ずかしいわあ(笑)」



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この古さがええんやあー、
ずっとこのままいて欲しいなあ。
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# by bubutaro1 | 2005-04-13 20:12

余談

嘘屋で「100人カン蹴り」みたいなオフをしよう、と言う計画がもちあがり。
都内に「オフ会場の店の名前だけ」を知る者と「店の場所だけ」を知る者の2人を放ち、それぞれを見つけだしヒントを貰ってオフ会場に終結、とまあエリアの広いかくれんぼ、のようなものらしい。

これが都内でなく大阪だったらぜひとも参加したいところですが。
いや、いっそ香川県でやってくれんかな。


「・・・私は今、川のそばでうどんを食べています。」わんわんわんっ
「むうっ、『赤坂』だ、行けっ」

「・・・私は今、川のそばでうどんを食べています。」にゃーにゃーにゃー
「飯山の『なかむら』だ、急げ!」

「・・・私は今、川のそばでうどんを食べています。あっ鯉が跳ねた」
「池内だぁーーーっ!」




オチは特にありませんが、教訓。

「おいしいうどん屋は川のそば」(山越なんか店に井戸湧いてるもんな)




・・・教訓ちゃうやん。
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# by bubutaro1 | 2005-04-02 15:49

綾歌郡・たむら

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どないしたかて、うまいもんはうまい
「たむら」

昼の1時、と言えばもう大抵の店ではそろそろ店じまいの時間。
そんなギリギリの時間に飛びこんで来た私に、田村の親父さんが一言


「麺ならあるけど、だしがないねん。かまへんか?」

普通だったら、馬鹿にすんじゃねえっ、と捨て台詞のひとつも吐いてテーブルひっくり返すところですが、ここ讃岐ではうどんはだしがなくても食べられる。
醤油さえあれば。
「だしがないなら、醤油をかければいいのに!」
マリー・アントワネットも、香川に生まれてさえいればもう少し長生き出来たであろうになぁ。

うどんによってはだしより醤油だけの方がうまいものも多く、ここ田村の麺も、醤油だけでじゅうぶんにうまかった。

うまいうどんは刺身と同じと、さぬきうどんを食べるようになって気がつきました。
ただ刺身と違う点は、魚の場合モノによっては少し時間が経った方がうまいものもあるが、うどんはとにかく
「出来たて!」
でないとあかん、と言う事。

「30分以上たった麺は処分する」とどっかのファーストフードさながらのポリシーを貫く店も多いと。

ただ、なんぼ出来たてのうどんでも醤油と一緒に「味の素」をざかざか振り掛けて食べるのはどうなんだろかなぁ。けっこう年配の人に多い様なんだけど。
まあ、大抵の店には醤油・味の素は必ずテーブルにでーんと置いてあるから店側も使われるのは承知のうえ、なんでしょうが。
まいっか、食べる人が決めることだし。


私と同様にあとから来て「だしがない」と言われた初老の男性は

「そばが食べたいんやが・・・」

いやそれは醤油だけじゃマズイだろ、なんぼなんでも。
親父さんも「それは〜、醤油だけではあかんやろー」と言って笑っていた。

・・・笑う前に、もっとダシ作ってくれ、おやぢ。
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# by bubutaro1 | 2005-03-23 20:48

琴南町・三島製麺

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これを見て「ここでうどんが食べられる」と誰が思いましょうか?
私も思いませんでした。
しかも行く前にネットで調べたこの店の目印が

「タバコの自動販売機のとこを曲る」

・・・どないせえっちゅーねん。

谷川米穀店から車で10分弱、前回探しまわったけど結局見つからずに涙を飲んだ「三島製麺」
今回はちょうど作業時間内だったため、意外なほどあっさり見つかった。

外からはうどん打ち作業がまる見えだが、作業時間外だと看板はおろか表札すらないのでさっぱりわからなくなってしまうのだな。あーあいててよかったー。

狭い作業場の片隅に申し訳程度のイスとテーブルが置かれ、テーブルのまん中にはでん、と、
これさえあればスーパーのうどんだって本場の味、「鎌田のだし醤油」1升瓶。
とんとんとリズミカルに麺を切る音を聞きながら食べるできたてほやほやの麺も、谷川米穀店にひけをとらないうまさ(人が働いてるそのすぐ横で食べるのはちょっと気がひけるが)。
思わず、

「ああっ、なんできったない店ほどうまいんかなあっ!」

と言いそうになるのをすんでのところで止める。あぶねー
近所の谷川米穀店で食べたぶんも含めすでに2玉以上うどんを食べているわけだが、不思議と満腹感は感じない。
ふつう、家でうどん2玉も食べたら満腹通り越して見るのもイヤ、になりそうなもんなんだがなぁ。
そのへんがさぬきうどんのおそろしいところ。

今回1時間あたり食べたうどんの玉数で出すと、「時速3玉」。
でも食える。まだまだ。
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# by bubutaro1 | 2005-02-10 18:01

綾上町・池内

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普通に入ると怒られます、「池内」。

山越製麺所のすぐ近く、国道に面した店。
実は一度、入ろうと思って店の前まで行ったのだが「売り切れました」の貼り紙の前にあえなく挫折、今回はその雪辱戦であった。
そのせいもあって気合いを入れて鼻息荒く、がらっと戸を開けたらその途端、店の親父が


「ソト出てウラっ!」


・・・訳すとこうなる。
「すんまへんが店の入り口は外へ出て裏手になりますんで、
 お客はんはそっちへ行っておくれやす」(なんで京都弁)

玄関開けたら2歩で怒られた。

それでもへーい、すんませんと気を取り直して裏手にまわる。

なるほど表の道は車の往来も激しいし、並んでたりしたら危ないわな。
・・・そんならそうで表の入り口に貼り紙のひとつも貼っとけや、と思うのは作法を知らないよそ者の理屈でしょうか。

店の雰囲気はともかく、裏手がきれいな川になっていまして立派な錦鯉が数匹、じつに優雅にひらひらと泳いでいます。
この辺は川でも用水路でも、どこもきれいな水が流れてるよなあ。

感心しながら見ていると鯉のいる池の底にうどんが何本も、たぶん客がエサがわりに投げ入れられたものであろうが沈んでいた。
こんなおいしいうどんをエサに出来る鯉はしあわせものだと思うのだが、当の鯉はもう飽きているのか見向きもしないので、もううどんをほり込むのはやめましょう。サナダ虫みたいだし。←ソレは禁句

この店である法則を発見。
「うまくて安い店はおひやのコップがワンカップ大関」
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# by bubutaro1 | 2005-02-01 20:01

高松市・中北製麺

いわしフライさいこー「中北」

「もし、ここへ1発でたどり着けたら、きっと世界中どこへ行っても道に迷うことはない」
(〜香川のうどん屋検索サイト「讃岐うどん遍路」より)
とここまで言われて、これが行かずにいられましょうか。

で、結果から言うと
「一発で見つけちったもんねー!、へっへー♪」









・・・・・・・・・・・・臨時休業だったけどね(泣)。


どんなに下調べをして行っても、こういうことはあるわけで。
営業日であったとしても、行ったときには既に「売り切れ」のこともあるし。
そうやって悲しみを乗り越えてひとはおとなになってゆくのね。

そして1ヶ月後に再挑戦。

ちょうど開店時間に到着したので行列もなく、店の中でのんびり座ってうどんのゆであがりを待つ至福の時間。で、ここでうどん以上に楽しみなのが看板メニューの「いわしフライ」。

なんと、「時価」だ。


・・・時価とは言っても一番高いときで「200円」、ものの本曰く

「世界で一番油断していい時価」

ですが。ちなみにその日の価格は130円♪
町中の一般飲食店のように、最初から高めに金額設定しといて儲かるだけ儲けようなどとと言う腹黒さはみじんも感じられません。毎日来てくれる地元の人を大切にしてるんだなあ。
(あの「池上」も最初65円だったが
 「ソレは安すぎる!」
 とまわりにさんざ言われて値上げしたのが「70円」だったりする)



その「時価」のおフライ様は、注文してから目の前でじうじうと揚げられます。
こーれーがーもうっ、悶絶するほど「うまい。」
うわさには聞いていたが、すげーぅんまい。
いったいナニをどうしたらこんなうまいフライになるのか
どんなにうまいっつったってしょせんイワシのフライ、そんなに期待するほどの事はねーだろうとタカをくくっていたんだが・・・さくさくした衣に身の厚い、脂ののったジューシイ鰯はそのまま食べてもソースかけても、骨&ヒレまでうーまーいー(涙)。

あ、もちろんうどんもおいしいですとも。
(もう「うどんがうまい」のなんて当たり前、になりつつあるなあ)



<追記>

残念ながら、2006年9月にご主人が亡くなられ、現在営業開始未定と
なっています。

心から、ご冥福をお祈りいたします。
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# by bubutaro1 | 2004-12-22 03:28

綾歌町・まえば

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うどん粉も買えます「まえば」

「さぬきうどんのメートル原器(麺の固さ、コシ等の基準)」と称される「まえば」。は、私が生まれてはじめて「セルフ」を体験した記念?のお店。

セルフでは店の人にうどんを大か小か注文してどんぶりに入れてもらい、それを自分でゆがく。
自分でだしを入れ、あげ、天ぷらなど好みのトッピングを自分で取って好きなだけ乗せてレジに持って行き精算するシステム(ま、最近では常識ですが)。楽しいぞー。
香川にはこういう店がいっぱいあって、「セルフ」という看板があったら大抵そこはガソリンスタンドではなく「うどん屋」なので注意。

聞けば、高松市内の高校の学食、ほとんどにこのセルフ式が導入されているそうな。
うまいんだろなー、きっと。・・・うらやましいわあ。

この「まえば」で、壁一面に貼られた小学5年生のご子息作「自由研究・うどんのできるまで」をゆっくり眺めながら今日買う「粉」を吟味。このお店では、色んな種類のうどん粉を小売りしてくれるので大変便利です。

b0043467_092185.jpg←成分表まで詳しく調べてあって、
とてもためになります。
 いい息子さんだなあ。

せっかくなので「雀」「緑あひる」「白バラ」3種類を1キロずつ購入。
ここでは最高の粉と最高のだしが手に入るので、自分でうどんを打ちたい人にはぜったいおすすめ。
今回は粉だけ買って帰ろうかなと考えもしたのだが
「朝イチで来といてうどん食べずに帰られたら店の人かて気ィ悪いよなあ・・・」
と思ってふと見ると、天ぷらの棚には夢にまで見た

「半熟玉子の磯辺揚げ」! 
(ろくな夢見てません、はい)

思わずぶぶじの食べてたいりこの香りも芳しいかけうどんをぶん取り、玉子天といっしょにすすりこむ。
どひー、やっぱうまいぃぃぃ(涙)
女性的ななかむらの麺に対して、ここは手応えのある男性的な麺。
オプションが充実してるのもうれしいなあ。

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うまいよーと泣きながら食べているそのすぐ横を、どっさりと運び込まれる揚げ立ての「コンブ天」!
あっさり炊き上げた上等の昆布をさっくりした衣が包んだ極上の逸品でございます。もちろんこれを食べずにおられません。

おなかいっぱいでも、うまいなあっ
・・・今度夢見るとしたらコンブ天だ、きっと。

ここにないのは「アゲの天ぷら」ぐらいではないか。
いや、アゲの天ぷらもあるのよ、香川には。なんぼ揚げたら気が済むんやっちゅーねん(笑)
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# by bubutaro1 | 2004-12-15 00:11
「明水亭さえ行けるなら、もう他はどこにも行けなくてもかまわない」
とまで、昨日の夜は思っていたけれど。

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やっぱり朝イチの「なかむら」うどん、つるっつるのむにむにの天ぷらさくさくの、えーと、
とにかくうまーーーーーーーいっ!

外で、青い空とお花畑を見ながら食べるうどんはなんでこんなにうまいのか。
うどんを食べながら散歩が出来るまち香川県。すばらしい。

一泊二日の場合、一日目は「なるべく新規開拓の日」、二日目は「ぜったいハズせない定番の日」なので、行った店は「なかむら」「まえば」「穴吹製麺所」「谷川製麺所」「麺喰」
の厳選5店のみ。これだけいろいろ店をまわると
「おいしいかどうかは、好みだから。」
と言うさとうの大将の言葉が心に染みます。
どこもちがって、どこもうまい。

午前中にこの5店をクリアしたら、あとは巻き添えにした子供をねぎらう意味もこめて高松空港横の「さぬきこどもの国」で遊びます。
つか、遊んでいるのは子供だけでダンナは例によって日頃の睡眠不足を補うために車で仮眠、私はダイエットもかねてレンタサイクルで広ぉい公園内、丸一時間力いっぱいサイクリング。ぜーはー

ここは安くて広くていっぱい遊べる場所なので、子ども連れにはいちばんのおすすめかと。
・・・でも子どもが大きくなっていつか夫婦だけで「うどん巡礼」するときは、もっと温泉かプールでのんびりしたいなあ。そんで二日目でも一日中、夜中まで食べまくったんねんっ。


ちなみに:こんなん食べましたin香川
かけうどん、かきあげ、棒天、海老天、しょうゆうどん、ゲソ天、ちくわ天、一鶴の骨付鶏おや・ひな、生キャベツ、カレーうどん、肉うどん、釜玉、釜玉カレーうどん、天ぷらぶっかけうどん、昆布天、おでん、ちくわ磯辺揚げ、しっぽくうどん、肉とじうどん、わらびもち、みかん

ちなみに、今回のいいひとベストスリーは
「明水亭の優しいおねえさん」と
「キャベツを倍、おまけしてくれた一鶴のおにいさん」と

「さとうの大将」(ダントツ一位)に決定♪



・・・やっぱり、いちばんうまかったのは明水亭の「天ぷらぶっかけ」かなあ。
これだけのためにもう一度来てもいい、と心底思った。
あーでも、あれからTVで「はまんど」の手打ちラーメン見たけどすっごくおいしそうだったしなあ、あれも食べてみたいなあ。

また行くぞぉーーー
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# by bubutaro1 | 2004-12-08 01:08
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11月の台風で、横の土手がえらいこっちゃなりましたが(崩れたとこに土のうを積んで補強してある)、おばちゃんもみんな無事です。

ただ復旧にはもうしばらくかかるそうなので、落っこちないようお気を付け下さい。


b0043467_2043364.jpg看板が新しくなっていました。

国道に面しているので、これならわかりやすいっ

切れなかったハサミもリピーターの方が何本も置いて下さったようなので、心配はないかと思われます。

ちなみに、うどんの代金を入れるのはカウンターの上の

「雪印6Pチーズの箱のフタ」

です。
からっぽでもフタをゴミと間違って捨てないように。

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赤坂の「うどん犬」、とてもおとなしそうな犬ですが、
どんぶり持って近づくと「うどんうどん、うどんくれろーっ」とばかりに騒ぎだします。
・・・しかしどー考えても、しょうゆかけてネギまで乗せたうどんは毒だキミには。
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# by bubutaro1 | 2004-12-05 20:48
b0043467_0425980.jpg香川は、日本で一番小さな県です。

大きさは四国の10分の1で択捉島の3分の2、なのに人口密度は全国11番目。小豆島をはじめ島の数は100以上、ため池16,000余り(ぜぇんぶ本の受け売りですすびばせん)。

その中にうどん屋は800軒以上だから「うどん密度」はたぶん世界一。
そのうどんが、とにかくうまい。

それを食べるだけのために早朝5時から起き出し(ほんとは4時に起きるつもりが、寝過ごしたあっ)、日の出よりも早く大阪を出発。
湾岸線を飛ばして明石海峡大橋を渡って淡路島をまたぎ、鳴門大橋から渦を眺めながら都合3時間かけて年に一度は縁もゆかりも無い四国に上陸する私を笑わば笑え。

いや、ほんとにうまいんすから、さぬきうどん。

今回は幸い天候にも恵まれ、詳しいお店紹介は後日アップするとして朝の9時にさぬき市「高松自動車道津田SAうどんコーナー」を皮切りに、坂出市に入って「山下」「がもう」「たむら」「松岡」「いなか」「赤坂製麺所」「宮武」、の8店鋪を2時頃まで約5時間かかってチェーンイーティングで制覇。

どこもかしこも、大変おいしゅうございました。
ドコに入ってもはずれがない、ってすごいよなあ。

半日でこれだけ食べられれば目的の半分は達成したも同じなので(つか、もうこれ以上食えませんて。げふっ)、とっとと今日のお宿「ふれあいパークみの」にチェックイン。名前はヘンですが温泉・プール入り放題で眺めもよくて一泊ひとり4000円、とひじょーにリーズナブルなお宿です。おすすめ。
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ここで私が子供と遊んでいる間、徹夜明けの夫は温泉入って爆睡、とこれがいつものパターン。

・・・何もそこまで、命懸けでうどん食べんでもええんやないかしら、という気持ちは心の隅にそっと封印。


どんなにお腹がいっぱいでも公園で遊んでプールで泳いで温泉入ってたら、また食欲はむくむくと湧いて来るわけで。
ダンナもひと眠りしてすっきり目覚めたところで、今度は晩ごはんを食べに出発。
しかし、夕食に(もちろんうどんです)いつも行く定番のお店「さとう」へ着いたところで問題発生。

いつもなら営業中の時間なのに、店の扉には早くも「本日の営業は終了しました」の貼り紙(調べてみたら、営業時間が変わってた)。


がーーーーん


香川県内にうどん屋は信号の数ほどあるものの、夜6時以降でも営業している店となるとその数は極端に少ない。朝6時から開いている店は珍しくないんだけどなあ。
特にこの「さとう」は夫の大のお気に入りで、「何があってもここだけは」級の店なのでここがダメだったらどうするか・・・そんなの考えもしなかったからなあ。

あわてて車の中で「さぬきうどん全店制覇攻略本」(2005年版はオールカラーです)を開き地図を調べ、夜でも食べられそうな店を探すがなかなか結論が出ない。
さあ困ったどうしようと悩んでいると、突然、暗闇からとんとん、と車の窓をノックする怪しい人影。な、何者っ??!

「あのー、うどん屋探したはるんですか?」

と、温和そうなおっちゃんが一言。あーびっくりした。
(どうやら、怪しい人ではなさそうだ)そうなんですーっ(涙)

「この時間もう開いてる店少ないんやけど、ちょっと行ったらまだ開いてるとこありますよ。」

あああ、助かりますう、どこかいいとこありますかっ??

「こっからやったら『おか泉(おかせん、と読む)』か、『明水亭』かなあ」

あ、明水亭はウワサに聞いてます。
やっぱり、おいしいですか?

「いやあ、おいしいかどうかはねえ、好みがあるから。
 でも、あそこの大将、京都の割烹で何年も料理の修行して『おか泉』でもうどんの修行して、うどんの粉は国内産の、北海道と香川の粉とこだわってるしねえ」

・・・それ「めちゃくちゃうまい」言うてるのとどないちゃうのんおっちゃん、と
心の中でツッこむ。
わかりました、明水亭、行ってみます。ありがとうございますっ

と礼もそこそこにエンジンスタート。

明水亭は何年か前に偶然そばを通りがかったことがあって
「ああ、ここが噂の。立派な店やなあ」
と思って見ていたものの、そのときは立ち寄らず仕舞い。
なんせ昼間行く店は


「古い・狭い・汚い」


を絶対基準で選んでいるので、見るからに高級で新しくてきれいなお店など横目で見ながら軽くスルー、なのであった。

そんなほとんどはじめての店、夫は暗い夜道がわかるだろうか。
「心配せんでも、香川の道は大阪の次に頭の中に入ってる」
・・・やっぱり夜逃げするなら香川だな。

b0043467_041073.jpgさすがに豪語するだけあって、道ひとつ間違えずにものの15分ほどで明水亭に到着。
店構えも風格があって上品で&接客係のおねえさんも閉店間際だと言うのに親切でかわいくて、(1杯100円の製麺所と比べてはいけないが)値段は高いけど
「こらぁおっちゃんが推薦するワケだっ」
と納得するほどおいしいうどんが出て来た。

味といい見た目といい、今まで食べて来た中で最高のうどんでした。
すごいぞ明水亭。

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食べ終わったときにはジャスト閉店時間。
夫と大感激しながら店を出て、
いやあ、いいとこ教えてもろたなあ。あのおっちゃん、どこの誰か知らんけど親切な人やなあ



「ああ、あれ『さとう』の大将やで。前に行ったとき、中でうどん打ってた」


えええええー

じゃあ「さとう」の大将はなんですか、
閉店したのにわざわざ外へ出て来て、商売敵を自分の客にすすめたわけかっ?!
・・・うわー、人がよすぎるぞ香川の人。

それとも、あれはおっちゃんのうどん屋としての矜持だったのだろうか。
漢だなあっ(涙)

大将の男前っぷりに
「うちのマザコン犬は家でおりこうにしているかしら」
「オンエアバトル爆笑編はちゃんと録画されているかしら」
等の悩みも吹っ飛び、その夜は最高の気分で就寝。ぐがー
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# by bubutaro1 | 2004-12-01 00:51